アウトライン3の紹介
「アウトラインメモ」で実現したい機能があって、なかなか達成できないでいることがありました。それは、「アウトラインメモ」で作った別のJSONファイルへのリンク機能です。今回、「JSONとHTMLの同時保存」という方法で、この問題を解決しました。これで、アウトラインで作製中のファイルから、別のJSONファイルにジャンプするような機能を果たすことができるようになりました。
何が問題であったのか?
アウトラインメモには、リンク機能はあって、Webへのリンクは自由に設定できるのですが、PC内のファイルへのアクセスは、ブラウザの仕様が厳しくてかなり不自由になります。例えば、PC内の「エクセルファイル」へのアクセスを張り付けても、ファイルを開いてエクセルを実行することはできません。
特に問題と思っていたことは、アウトラインメモで作ったJSONファイル同士であっても、「別のJSONにリンクを貼ることができない」とう問題です。この機能がないと、複雑に枝分かれするような文章を書く意欲が減少してしまいます。
考え付いた方法
「アウトラインメモのリンク機能」は、PC内でも対象がHTMLであればきちんと表示をすることができます。ですから、リンクにはHTMLファイルを使うことにしたのです。これを実現するために、「JSONのファイルを保存する際に、同時にHTMLファイルも作って保存する」ようにしました。このようにすれば、JSONと同時に生成したHTMLをリンク先として使うことができます。編集でJSONファイルを変更した場合には、自動的にHTMLも変わるので、きちんと最新版で繋いでおくことができます。
ファイルが二つできるという問題
この対策では、JSONファイルとHTMLファイルが同時に生成するので、ファイル数は2倍になってしまうという問題が生じます。しかし、データの保存を「フォルダ単位」で保存するようにしておけば、大きな違和感はないと思います。また、「アウトラインメモ」の画像データの保存先はJSONと同じ場所であることが好ましく、データフォルダには、「JSON、HTML、画像データが存在する」と認識しておけば、ファイルが2重になることは受け入れることは可能です。
HTMLファイルの図の品質について
「出力ファイル」からもHTMLファイルを生成できるということを考えると、「出力ボタン」から生じるHTMLファイルと、JSON保存時に生じるHTMLファイルは同じものにした方が良いと考えました。図面データが大きいファイルでは「HTMLファイルが大きくなりやすい」という欠点はありますが、これが問題になるようなデータは、PCで使う場合がほとんどと思うので、問題にならないと考えました。
意外な波及効果
JSONと同時にHTMLを作るようになって、もう一つの利点が出てきました。HTMLからデータをすぐに確認できるという点です。これまでは、アウトラインメモで作ったJSONファイルを見る場合、アウトラインメモを立ち上げて、ファイルを開く必要があったのですが、HTMLを開きさえすれば、ファイルの内容を確認できるようになったのです。
ファイルの公開について
「アウトラインメモ3」のファイルは「noteのサカチン工房」で公開してあります。無料ですので、是非、ダウンロードして活用してください。データ量が増えるので、それはいやだと思う人もいるかもしれないので、この「アウトライン3」は別枠として公開しました。私としては、今後、このバージョン3を利用することになると思います。
注意事項
ファイルはフォルダ単位で管理したほうが便利ですので、それをお勧めします。「JSON、HTML、図面データ」等をフォルダに入れて管理すると便利です。
HTMLはJSONと同じフォルダに生成しますが、JSONを別の場所に移して編集を行った場合、HTMLが元の場所に生成することがあります。その点には注意してください。JSONを移動させた場合、一度、別名保存を行うと、HTMLも同じ場所に生成されます。
また、アウトラインメモで開いている文章なのか、HTMLを見ているのかは分かりにくいので、注意してください。HTMLは編集できません。表示のみです。
なお、使い方は「アウトラインメモ」と同じですので、そちらをご覧ください。
最後に
リンク問題を解決し、データの閲覧性を高めたという点で有効な方法と思います。今後、この方法の実効性を確かめながら使っていくつもりです。
無償公開です。ダウンロードして使ってみてください。感想などを話してくれればありがたいです。
