1. はじめに
PC版YouTube Musicを使って音楽を楽しんでいるのですが、再生中にぱっと音量を調整できないことに、ストレスを感じます。そこで、物理的なボリュームコントローラー(ボリュームノブ)を導入し、とても快適になったので紹介します。PC版YouTube Music用にボリュームノブを導入するには少し注意が必要な場合があります。具体的には、SPDIF(ソニー・フィリップス・デジタル・インターフェース)でオーディオアンプを使う場合です。
2. PC版YouTube Musicで音楽を聴くときの音量調整がややこしい
PC版YouTube Musicで音楽を聴く場合、「アプリ」と「PC本体」の2か所で音量調整可能です。両方とも音量調整のスライダーが隠れていて、スライダーを表示させるのに手間が必要です。そのため、さっと音量調整ができません。この点は大きなストレスです。そこでボリュームコントローラーの出番になります。
(PCの音量スライダーは、タスクバーのアイコンを押さないと出てこない)
3. 「アプリ」と「PC本体」の音量調整の働きが接続経路によって違う問題
「アプリ」と「PC本体」の音量調整スライダーの働きを調べてみると、Bluetoothスピーカーの場合、二つの音量調整は独立になっており、アプリからでも、PC本体からでも音量調整は可能でした。一方、USB(SPDIF)→アンプ→スピーカーの場合、アプリでの音量調整はできるけれども、PC本体での音量調整は無効になっていました。
以上を踏まえると、PC版YouTube Musicで「Bluetoothスピーカー」でも、「アンプのスピーカー」でも音量調整を可能にするには、「アプリ側」の音量調整を行う必要があるということになります。
4. 一般的なボリュームコントローラーでは問題が起こる(だろう)
一般的なボリュームコントローラーは「PCの音量調整」用に特化していると予測され、これを導入するとBluetoothスピーカーでは音量調整できるけど、SPIFで接続されたスピーカーの音量調整ではできないということになってしまいそうです。
コントローラーの各動作を自由に設定できる機能(プログラマブル)があれば、ノブの回転をアプリの音量調整に割り当てれば使えると思いますが、その場合、YouTube Music以外には使えないコントローラーなるでしょう。いろいろなアプリでもボリュームコントローラーを使いたいのでそれは困るということになりそうです。
5. BRIMFORDプログラマブル・ボリュームコントローラー
▶ ノブ付のプログラマブルキーボードならいいかも?
欲しいのは、「YouTube Musicアプリ」の音量調整も、「PC本体」の音量調整もできるボリュームコントローラーです。はじめに考えたのが「ノブ付のプログラマブルキーボード」多分これなら制御可能と思いました。けれども、制御先を「アプリ」と「PC」と切り替える必要があり、そこには手間がかかりそうで、さっと音量を制御することは難しいように思えました。
▶ 「BRIMFORD プログラマブル ボリュームコントローラー」
「プログラマブルキーボード」をキーワードに探すと、「BRIMFORD プログラマブル ボリュームコントローラー」を見つけました。 このコントローラーはノブが2層に付いていて、7種の機能割り当てが可能です(上ノブ【①押込み=ミュート、②右=PCボリューム(+)、③左=PCボリューム(-)、④押込み右=次の曲、⑤押込み左=前の曲】、下ノブ【右左=割り当てなし(⑥⑦)】)。つまり、下ノブ右左に、YouTube Musicのボリュームのショートカットを割当てれば良いだけです。
▶ YouTube Musicの音量調整のショートカットを調べる
アプリを立ち上げて、「Shift+?」を押すとショートカット一覧が表示されます。音量の調整は「-」が音量を下げる、「=(shift + -)」が音量を下げる。これを下ノブの左右の機能に割り当てます。
▶ 付属のキーボード割り当てアプリで機能を割り付ける
機能割当てソフトは、説明書に書いてある「グーグルドライブ」にアクセスします。フォルダー内の「二層と単層ノブ用ソフト」の中にある「Windows_LAN」をフォルダーごとダウンロードし、展開します。コントローラーを有線で接続して、「MINI_KEYBOARD.exe」を実行します。設定したいアクションの欄に、アクション内容を入力(選択)するだけです。下ノブ左回しに「-」、右回しに「Shift+ -」を入力します。セーブをお忘れなく!
(下ノブ(外回転矢印)に、「―」と「シフト+―」が設定されている)
6. ボリュームコントローラーの設置と使用上の注意
コントローラーのPCへの接続は、「有線」、「Bluetooth」、「2.4G」の3種類あります。無線の接続が綺麗とは思いましたが、コントローラーの重量が軽くノブを回すとコントローラー本体も回転してしまうので、有線接続して、ケーブルで回転を止めることにしました。これなら電池切れもないですしね。(なお、本体を有線で使う時には、本体の電源スイッチをOFFにする必要があります)
最後に注意点を書きます。YouTube Musicアプリで下ノブを使う時には、YouTube Musicのウインドがアクティブになっている必要があります。下ノブはその時のアクティブウインドで働きます。この点は残念ですが、しかたないと思っています。解決法が分かる人がいれば教えてください。よろしくお願いします。
(設置はこんな感じ、上の小さな黒い円筒がbluetoothスピーカー、なお、私はスピーカーの切り替えには「Audio Switcher」を使っています。)







